日本海外サービス株式会社
NIHON OVERSEAS SERVIS CO.,LTD.
ご挨拶
日頃のご愛顧に厚く御礼申し上げます。
小職は今年で、フィリッピン人技術者・技能者を専門に海外の主に日本企業の、プラント建設プロジェクトに派遣する業務に携わって27年、当社での事業を始めて21年になります。
皆様もご承知の通り、フィリッピン人一人一人は、教育レベルも高く英語国民に近い英語力を有し、陽気で明るく、日本の技術力も高く評価し、親日的でもありますので、他のアジア諸国民に較べ、日本人にとってはこちらが英語さえ話せれば最もコミュニケーションがとり易い民族だと思います。
現在、海外のプラント及びエンジニアリング事業が活性化しておりますので、フィリッピン人エンジニア及びスキルドワーカーに対する海外プロジェクトからの需要も激増しております。 4ー5年前までの買い手市場から売り手市場に完全に移行してしまったようです。
私共NOSCOグループはあらゆるソースを活用して、フィリッピン人人材のリクルートに注力しておりますが、優秀な人材につきましては、採用決定に手間取りますと、すぐにいなくなってしまう/他社に移ってしまうのが必至の時代となりましたので、使用者側には、特にこの点に留意され採用決定を迅速に進めていただきたく存じます。
先の大東亜戦争で我国はフィリッピン国民に多大の迷惑と損害を与えたわけですが、それにも拘わらず同国は戦後一貫して反日政策を取らず、親日政策に徹してきてくれた数少ない国であります。
私は、27年間に亘るフィリッピン人人材派遣の仕事を通じ、数多くのフィリッピン人と交流してまいりましたが、反日的な嫌な思いをさせられたことは皆無であります。これだけでも、私は日本国民の一人として、フィリッピン人に対し頭の下がる思いであります。
フィリッピンは、経済的に豊かな国ではありません。国民はまだまだ経済的に貧乏です。PEZA(フィリッピン経済特区庁)は、邦人企業の更なる進出投資を切望しております。
私は、フィリッピン国民に感謝を込めて、これからもフィリッピン人人材の邦人企業への派遣事業に専念の覚悟です。
2008年4月吉日
日本海外サービス株式会社
代表取締役 角田義之